標準治療を受けないことへの不安はなかったのか?
私は大腸がんの手術後にステージ3bと判明。標準治療の術後補助化学療法を受けないまま半年(6ケ月)が経過しましたが、先日の血液検査・造影CT検査はともに異常なしという結果でした。この半年間に免疫力アップをめざしてやってみたこと、意識し心がけたことなどお話したいと思います。
※決して抗がん剤を受けないことをおすすめするブログではなくあくまでも個人の体験談となります。
ねぇねぇ、お医者さんから勧められた抗がん剤治療を受けないなんて、不安はなかったの??
もちろんあったよ。でも抗がん剤を受けても受けなくとも再発する時はするし、転移する時はする。どちらを選んでもリスクと不安に変わりはないかもしれないね。
主治医に「術後補助化学療法を受けない人はめったにいないのでしょうね?」と聞いてみました。抗がん剤治療を受けなかったという患者さんの体験談やブログをいくら探してみても見つからなかったりしたからです。
すると、
いや、そんなことないです。受けない人結構いますよ。抗がん剤やりながら仕事をするのが不可能だという人や年齢的なことを考慮してやらない人など。
と、意外な答えが返ってきました。ほとんどの方が医師から勧められたまま予防の抗がん剤を受けるのだと思っていましたので、ちょっと驚きました。
結局のところ
抗がん剤を受けても受けなくても不安に変わりはないと思いますが、両天秤にかけると、手術してもらって健やかになったであろう身体に劇薬が注ぎ込まれるほうが私は怖かったのかもしれません。
あとひとつ言えることは、
私はもう若くないこと。
まだ子育ての途中で子供が小さかったりしたら事情は変わっていたのかな…??守るものがないから決断できたのかも。
天然の抗がん剤?をどんどん積極的に取り入れる!!
ガンに良いといわれるものは、積極的に取り入れることにしました。どれもこれも「天然の抗がん剤なのだ」と思って感謝の気持ちで飲んだり食べたり、美しい景色を見て楽しみました。
やってみたこと
- 毎日16時間断食をおこなう
- 朝食を抜く代わりに、りんごにんじんジュースや生姜湯などをいただく
- 塩分の補給に具のない味噌汁を飲む
- 空腹を維持したままウォーキングを1時間楽しむ
- お腹が空いたら黒糖あめをなめて糖分を補給
- 昼食は消化にやさしい日本そばをいただく(とろろ+ネギ+ショウガ+七味唐辛子)
- 夕食は主食を玄米ご飯にし、野菜や魚中心のおかず+納豆やメカブ・山芋などのネバネバ食材
- おやつはナッツ類・薄焼きいわしせんべい・黒ニンニク・玄米フレークなど
- サプリメントはDHCのフコイダン
- 病気のことは忘れる。たくさん笑って過ごした。
- できるだけ自然の草花や木々、空・山や川や海などを見に歩き、お日さまの光や風を肌で感じるなど天然の抗がん剤を身体いっぱいに浴びることを意識して暮らした。
- 体温を上げるためにレッグウォーマーや腹巻きをしたり、シャワーより40~41℃のお風呂に入るようにした。
昔、思いっきりテレビという人気番組でおなじみだったお医者さんの石原結實先生が著書をたくさん出しておられ、少食や断食がガンの予防になるという説に大いに励まされ、希望が胸いっぱいに広がりました。
石原先生はガンの原因は食べ過ぎからくる血液の汚れだとおっしゃっていて、断食で臓器を休ませることの大切さを説いています。石原先生とノーベル医学・生理学賞を受賞した大隅良典教授のオートファジー理論を参考に、私も16時間断食を6ヵ月以上続けています。
とは言っても半分、自己流です。
私の場合、朝起きると、ナマの生姜をたっぷりおろして白湯に絞った生姜湯をスマホ見ながら(笑)ゆっくりと飲みます。
そして1時間くらい経ったら朝食の代わりに石原結實先生おすすめの、りんごにんじんジュースを300~400ccほどスロージューサーで作って飲んでいます。
1杯のジュースを作るのに必要な材料は、りんご1個+にんじん2~3本+レモン1個か半分。
無農薬にんじんやりんごは皮をむかないまま絞るのが健康に良いそうです。
無農薬は高いので私は普通のものを皮をむいて使っています。と~ってもおいしい天然の抗がん剤をいただけるので、皮むきも苦になりません。
酵素がこわれず栄養成分がそのまま摂取できるジュース作りには、ゆっくりゆっくり搾り取る低速ジューサーがおすすめです。あまり大きいと手軽に扱えないので、重くなくてコンパクトなクイジナートの低速ジューサーを選びました。
安いけど馬力あるし、これさえあれば酵素たっぷりフレッシュジュースをごくごく美味しく頂けます。たまたまコストコの店先で見つけて買いました。
こちらをご紹介したかったのですが輸入品のためか見つからず残念…。同じタイプ、同じくらいの価格の日本製スロージューサーがアイリスオーヤマから出ていて、なかなか評判が良いみたいなので参考にしてくださいね。
アイリスオーヤマ スロージューサー
ホワイト ISJ-56-W
低速圧縮絞り方式で素材を丸ごとムダなく絞り、素材本来の味をそのまま味わえるスロージューサーです。低速圧縮絞り方式とは、石臼のようにゆっくりと回転させながら絞る方法でジュースが濃く、しかも時間がたっても分離しにくく本来の素材を生かします。市販の果汁100%ジュースの多くは、果汁を加熱などにより一旦濃縮させ、再度水分を加えている為、その過程で酵素がなくなってしまいます。スロージューサーは酵素を多く残してジュースを作ることが出来るので、より効果的に酵素を補給できます(アイリスオーヤマより引用)
お庭でジュースを飲む
至福のひとときです。
で、10時ころに、具なしの味噌汁で塩分補給。11時ころには黒飴をポッケにしのばせウォーキングへ。
アメを舐めながらちょうど1時間歩いてきます。そして帰って蕎麦をゆでて食べるのが何よりの楽しみ(笑)
美味しくって美味しくって、今のところ毎日食べてもまだ飽きていません。石原先生は、うどんでもパスタでもOKとおっしゃっていますが、私は蕎麦推しです。
まとめ
大腸がん手術後から6ヵ月、食べ過ぎないよう気をつけ16時間断食につとめ、1時間のウォーキングを楽しみ、あちこち旅行や散策に出歩き、幸せを心から満喫した日々を送ってきました。この幸せな6ヵ月。。。命をつなげていただいて生まれ変わり、どれだけ幸せでありがたい日々であったことでしょう。幸せすぎて何度も泣いた。先のことはわからないけど、私は自分の選択を後悔することはありません。これからも健康に気遣って1日1日、大事にかみしめながら生きていきたいです。