紅白見ないの声が多くなった紅白歌合戦。70年も続いてきた伝統番組もついに終わりか…?「紅白見ない」を「紅白見たい!!」に変えるための秘策を2つ、NHKの代わりに本気で考えてみました(笑)皆さんのご意見もお寄せくださいね。
紅白への視聴者の不満
主なネットの声を拾ってみました。
- 出演者は知らない歌手ばかり…。聞いた事のない歌ばかり…。
- ジャニーズ出すぎ、ジャニーズ枠が多すぎる
- 昔の歌ばかり歌って、まるで懐メロ音楽番組
- 今さら赤勝て、白勝ての歌合戦はナンセンス
- 自分の見たい・聞きたい歌手がいない
他にもいろいろ不満はあると思いますが、ザッと見たところ一番の不満は、
出演者選考に対する不満とみました。
自分が見たい、聞きたいと思える歌手が少ないがゆえに、見る気が失せてしまっているようです。
そもそもテレビやNHK番組、紅白を見る世代ってほとんどが中高年。にもかかわらず中高年が知らない若者アーティストやバンドをこんなに多く出演させるのはどうなんでしょう??
長い年月にわたって、受信料を納め続けNHKを支えてきたはずの中高年に対して、あんまりの仕打ちじゃないですか?(笑)
2022年紅白出演者のうちオババの私が知らない歌手
紅 組
IVE (初) ウタ(初) Aimer(初) 緑黄色社会(初) LE SSERAFIM(初) milet(3) milet×Aimer×幾田りら×Vaundymilet(3) |
白 組
Vaundy(初) Saucy Dog(初) BE:FIRST(初) JO1(初) King Gnu(2) |
若い人たちは年配者が好む昔の歌手など知らないし、聞きたくもない。年配者も同様に、誰が誰だかわからないポッと出の若者たちの歌は聞く気がしない。
というふうに、若者も年配者もそれぞれお互いに不満を感じているんですよ…ね。
だったらこれを解消すれば良いではありませんか。不満が何であるかはっきり分かっているのだから簡単な話です。住み分けか他の方法を考えていく。
若者と年寄り組を分ける
以前、NHKはこれやりましたよね。
紅白を前半若者向け、後半年寄り向けと2部制にしました(笑)
NHKは画期的な改革を試みたのでしょうが、評判はイマイチで視聴率的にも有効ではなかったみたい。
おそらく、
もうこの時点で間違っていたのです。こんな小手先のことをしても一度離れてしまった視聴者の心は戻ってきやしないのです。
根本の原因にNHKは気づいているのか、気づいていてフタをしてるのかわかりません。
根本の原因とは何か??
なぜ紅白離れが起こったのか?根本原因はナニ??
それは紅白歌合戦が有していた
- ブランド力
- 特別感
- プレミアムな格式
この3つを失ってしまったことが1番の原因だと思われます。
紅白をずっと見てきた方たちならよーくわかるはず。
何が面白かったって、
紅白歌合戦は特別なものだったから面白かったのですよね。
威厳のある重鎮、大物歌手が勢揃いする中、紅白に出場できる新人歌手は一握り。よっぽどお茶の間に顔や歌が浸透し、この人なら紅白に選ばれても納得だと思える歌手だけが出場できた。
紅白の切符はそうそう手に入らないプレミアムなものだったから紅白は特別感があったのですよね。
それが紅白たるもののブランド力。一度でも出場できた歌手は紅白出場歌手という肩書き付きの、一生モンのブランドバッチを獲得できたものです。
なのになのになのに、
そんな特別なプラチナチケットをポッと出の歌手など、誰彼かまわずバラまいてしまい、狭き紅白への門を広げてしまった。そこがNHK痛恨のミスでした。
特別なものじゃなくなった歌番組を見たいと思います??民放番組で十分ですよね。
受信料問題が紅白を左右
格式ある紅白ブランドの価値を下げてしまったのが紅白衰退の原因とはいっても、これもきっと言うは易し、行なうは難しなのでしょう。
NHKは受信料を国民から徴収してる手前、国民のご機嫌伺いに尽力してしまうのも無理ありません。
NHKを見ない人や若者からも支払ってもらっているので、彼らへの忖度が必要なんですね。
だから、
若者にも満足してもらおうと、喜んでもらいたいと思って、若者受けする歌手やバンドにバンバン紅白の切符を手渡してしまったのでしょう。
そうやって新しい新入りが次々登場してくると、年寄り組は「この人知らない!誰っ!?」、って面白くない(笑)
受信料が集まらずベテランへの高いギャラが払えないせいなのか?2022年紅白歌合戦出場歌手の顔ぶれを見ると、若者の数が例年より多い印象があります。
ギャラの安い若者たちを多く起用するしかなかったのかな?と思いますよね。
ま、仕方がない。
これからの紅白を考えていきましょう。71年間も続いた伝統の紅白を存続させていくための秘策を一緒に考えてみませんか?(笑)
紅白をオーディション番組にするのはどうよ??
紅白の失われたブランド力を復活させるためには、もう一度、格式高い番組へと作り変える必要がありますよね。
それにはもう一度、原点にもどり、
なかなか出場できない歌合戦にすれば良いのでは??
出場者はいっそのこと今流行りのオーディションで決めましょうよ。
そしてそのオーディションの経過も番組にしてしまうのです(笑)
そうすれば紅白の出場者が決まって、この人知らない!誰?が少なくなり、むしろ知らなかったアーティストに対しても親しみを覚えてオーディション選考を応援するようになるかも。
出演者はギャラ無しの心意気で!
豪華な出演者メンバーにしたくとも予算が足りずに、ギャラの安い若者たちに枠を多めに取らざるを得ないとしたら勿体ないではありませんか。
NHK紅白はオーディション選考で行なう。そしてギャラなし、もしくはお弁当代と交通費程度の負担で済むなら、受信料が減っていても何とかならないだろうか??
歌手にとって紅白に出るということは出るだけで大きな宣伝になるわけですから、むしろNHKは逆に広告費をもらってもいいくらいでは?
ギャラにこだわるのなら紅白出場のためのオーディションに参加しなければ良いのですし。ノーギャラでも出たいという熱意のある歌手こそが、これからの紅白に必要なのかもしれません。
立候補は誰でも可!昔の懐かしいあの人この人も脚光浴びれる
今年ヒットした歌手も、しばらくヒット曲のない歌手も、昔ヒットしてテレビから消えて久しい歌手もプロであれば、
誰でもオーディション参加資格あり。予選から始めます。今はテレビに出ていない人も、もう一度脚光を浴びるチャンスがありますし、紅白に出たことのない歌い手が、オーディションの頑張り次第では晴れの初出場を勝ち取ることもできる!!
めっちゃ楽しくないですか??新人もベテランも、かつて一世を風靡した人も同じ土俵で勝負する。
公開オーディション番組は一般人が会場審査員。不正が無いように誰が出場するか伏せられたまま審査に参加する。テレビで見てる人もリモコンで投票できる。
組織票が入らぬ工夫は必要ですよね。
たとえオーディションで合格しなかったとしても、熱意や頑張りが視聴者の心を打ち感動を与えるものならば、高い評価がなされることでしょう。
その歌い手さんの未来も視聴者の未来も明るく希望に満ちたものへ変わっていく未知の可能性があります。
皆さんはどんな歌手のオーディションを見てみたいですか??
ここまで散々、紅白立て直しの秘策を練って書きつらねてきましたが、2022年紅白歌合戦はいざフタを開けてみたら、豪華で品格もあって素晴らしかったじゃないですかー!!
NHKさんゴメンなさいの記事書きました!!こちらもご覧くださいね