本日のブログは 人気作家 山本文緒さんの遺作である無人島のふたりの読書レビューです。読んだ一番の感想は、病への冷静な向き合い方に潔さを感じたのと同時に一方で、余命宣告受けずに希望を胸に生きぬく道もあったのではないか?と考えてしまったことです。 無人島にふたりでよかった! 山本文緒さん(58)画像等はこちら 『自転しながら公転する』 『恋愛中毒 (角川文庫)』などの作品で知られる人気作家でしたが、突然の病魔に襲われます。 2021年春、膵臓がんで余命半年との宣告を受け、約半年後の10月に惜しくも天国に召され ...