不幸事は重なると言うけれど
単なる偶然なのかそれとも必然のできごとだったのか??
今でも、、、あれは完全にスピリチュアルな出来事だったな、って思っています。
ガンを告知された日の帰り道
しょんぼりと車を運転…。信号待ちで停車していたそのとき、
ドスン!!
うそだろおぉぉぉーー!!
後ろから追突されちゃいました。もう呆然。
な、なんでえぇぇーー!!?
信じられない!!
ケガをするほどの衝撃ではないものの、音でわかりました、これはもう車はタダじゃすまないなと。
ガンを告知された直後に追突事故に遭うだなんて泣きっ面にハチ…。
しかも自分に過失がない完全なるもらい事故。まるでドラマのような筋書きの現実…。
さっきガンと診断されたばかりなんですけど!!
さてさて面倒なことになりました。警察呼んで事情聴取もろもろ1時間の足止め。トホホホ〜(涙)
私、それどころじゃないんですけど
さっきガンと診断されたばかりなんですけど!!(心の声)
いやぁ~、なんで??としか言いようがない。
神さまの存在を信じている私には、ガン告知されて落ち込んでいるこの一大事に、神が追い打ちをかけるような仕打ちを与えるわけがないと思って、どうにもこうにも、
納得がいかず。
不幸事は重なるとはよく言われるけど、神さまが私にこんなことするわけない、、と、どうしても、どうしても納得がいきません。
なぜこんなことが起こったのかひたすら考えました。マイナスのエネルギーが、さらにマイナスの出来事を引き寄せてしまったのだろうか??
でも、絶対、神さまは理由もなくこのような事を起こすはずがない。なんだろ?なんなんだろ?神さまの意図をさぐりながら家に帰りました。
神さまが力づくで車を2週間使えないようにした??
途中、板金屋さんに寄って車をみてもらうと、「これは相当ヤラれてるね~」と気の毒そうに言われました。
修理には2週間かかるそうで。
2週間もー!!!?
勘弁してよぉ~、今日紹介状もらってきた病院に1日も早く車で行こうとしてたのに。早くガンの治療(手術)しなくちゃいけないのよ。
これから始まるであろう沢山の検査や診察に車が使えないのは想定外。紹介状をもらった総合病院は自宅から車で1時間かかる。もし車じゃなく電車やバスを乗り継いで行くとしたら倍の時間と労力がいる。
事故のせいで車を使えないじゃーん!!……………
え……?????
車使えない=行こうと思っていた病院には車で行けなくなった=なになに??
もしかして別の病院に行けってか???
ははぁ。。。なるほどね
そういうこと??💡✨
神さまが力づくで、そっちの病院じゃないよ!!と教えてくれたってわけか。
いねむりして私の車に追突した、営業マンの若くてチャらそうな男子は、神さまにつかわれたんだね。おまえをつかわせてもらうと(笑)
というわけで、
めでたく、今回の事故を納得することができ、神さまってすごいな、こんな形で助けてくれるときもあるんだな~と、神の愛をさらに心から感じることができました。
地元近くの総合病院に紹介状持って行くことにしていましたが、神さまが力づくで、おまえの行く病院はそこじゃないと私に知らせてくれたと思うことにしました。そして素直に「はい、わかりました、神さま」とお返事しましたよ。
そんなふうに思えたのはやはり神さまへの信頼感ほかなりません。いつもいつもお助けいただいてきましたので。ガン告知された帰り道に追突事故に遭うなんて、そうそうめったにあるものではありません。
でも、決してくさることなく、神さまには必ず意図するものがあるはず、と考えに考えて、ちゃんとメッセージを受け取れてよかったです。
事故が幸運を運んでくれた!?
結局、都内のガン専門の大病院で診てもらうことに決めました。医師も看護師さんもスタッフもたいへん素晴らしい病院でした。この病院で手術してもらえて本当によかったと、しみじみありがたく思っています。
特に何が良かったかといえば、
術後の安静時の痛みがなかったこと。術後の痛みに対するコントロールが完璧なのでしょう。
ガン患者さんの闘病記をブログなどでいろいろ読ませていただいておりますと、術後の痛みに悶絶した様子が多く書かれてあり、私も覚悟していました。
が!!私のばあい、
痛みがなかった!!
手術はトラウマになるくらい大変で、もうこりごりですが、術後に痛みで苦しむことがなかったのが救いでした。本当によかったです。もちろん、ベッドから起き上がるときや、咳をすると激痛でしたけど。
日本でトップクラスの大病院なので術後の疼痛コントロールも、秀逸なんだな~というのが偽りない感想です。
それと、
主治医との出会い。
大病院の外科医という、すごいステータスをもつ医師にもかかわらず、ちっともエラぶらず謙虚で真摯な人格に驚きました。
ずば抜けた頭脳と能力を持ち、仕事ができてお金もあり、それなのに傲慢さがみじんもない謙虚で清らかなオーラ。しかも容姿にもかなり恵まれている。天は二物を与えるどころか、こんなにすべてを与えられる人っているんだ~!!と思いました。
魂が共鳴し合えて心と心が通い合う主治医に巡り会えたのは、まぎれもなくガン告知された帰り道の交通事故があったから。事故がなければ他の病院に行っていたので会うこともなかった。
そう思うと、人生っておもしろいし、わからないものですね~。普通に考えて不運なもらい事故が、結果的にはラッキーなできごとに変わりました。
そうそう!愛車は事故により、まるまるドアごと交換しなくてはいけなくなり、後部ドアがピカピカの新品になって帰ってまいりました。2週間も車が使えず、すごく迷惑を被りましたけどね。
あの日は、事故を起こした営業マンのお兄ちゃんに(なんてことしてくれたんだー!!)と心の中で責めたものだけど、今となっては、すべて、あなたさまのおかげです!!とお礼を述べたいくらい(笑)
お兄ちゃん元気でやってるかな。
もう二度と運転中にいねむりしちゃダメだよ。
今回のブログのまとめ
◆癌告知を受けた帰り道に、まさかの、もらい事故。なんて不運なんだー!!と一度は崖から突き落とされた気分に。しかし考えを修正するチャンスを与えられ、結果的にはその事故がラッキーな結果をもたらすことに。
◆癌治療を受ける病院を地元近くの総合病院から、都内の癌に特化した大病院へかかることに決めることができた。結果、素晴らしい手術と治療を受けられて、術後の痛みに泣くこともなく入院生活が完了。
◆ただの偶然な交通事故と思えば、ただの事故にすぎないけれど、スピリチュアルな視点でとらえ、この出来事にはきっと意味があるに違いないと信じたことで意味を見い出すことができた。そして不運な出来事がラッキーな出来事に変換される体験を得た。
◆神さま(見えない天の力)への信頼感は、一見すると負の出来事にしか思えないことさえも、めちゃくちゃ幸運な出来事に転じるエネルギーを生み出すことがあるのではないだろうか。
◆神さま(見えない天の力)は時と場合によっては、力づくで、なにか事を起こして我々に軌道修正をうながしてくれるようだ。今回の巻き込まれ事故は、癌治療を即刻スタートしようと私がとにかく急いでいたので、神さまも急を要して力づくで「ちょっと待てー!!」をしてくれたと思う。
◆悪いことが起きたと思っても、すぐに良い方向にエネルギーを転換させる努力をすれば、天の力が幸運の道に導いてくれることを身をもって体験できた。落ちこんだり、くさったりするのは早めに切り上げて、なるべく早く良い方向へと意識をもつよう努めたいものだと思った。
◆明るくほがらかに、前向きにポジティブに顔を上げれば、活力あるエネルギーが満ちてきて、きっといつでも幸せでいられると確信した。